At-Globe
−小さな地球、世界はひとつ?−世界の面白い話題からグローバル化を考えましょう

2008-12-20

100億ドル紙幣でパンを買う国 −ジンバブエの現状−

 ジンバブエ共和国はアフリカ大陸の南部に位置する人口1000万人ほどの国です。1980年にイギリスから独立し、以降ムガベ大統領(87年までは首相、87年大統領就任)が現在に至るまでずっと政権を握っています。

ジンバブエ国旗

 ジンバブエは今年(2008年)、本当によく世界中のメディアに取り上げられました。話題満載の国だったわけですね(苦笑)。しかし笑っていられないことに、それらの話題は全て悲惨なジンバブエの現状を伝えるものばかりでした。

<話題1:ジンバブエ通貨のハイパー・インフレ>

 タイトルにもあるように現在のジンバブエの紙幣(ジンバブエ・ドル)では、5億ドルでやっとパンが1つ買える程度だそうです。なぜパン一個買うのに5億ドルもかかるのかというと、ジンバブエでは近年、インフレーションが加速度的に進んでいるからです。
 現在の換金レートはアメリカ・ドル「1ドル」に対してジンバブエ・ドル「6億ドル」です。つまり6億ドルが日本円で90円にも満たないわけですね。

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2007-04-16

イラク開戦から4年、トラウマに苦しむ子供たち

 2003年3月にイラク戦争が始まり早4年が経過しました。イラク国内では内戦状態が続いており、「出口の見えない戦争」と化しています。

 今日はそんな過酷な環境下で必死に生きようとする、イラクの子供たちの話題です。

 ニュースサイトによると、イラクのバグダッド周辺の小学校に通う児童のおよそ7割に、トラウマによると思われるストレス障害の兆候が見られるそうです。

 日本語で「心的外傷後ストレス障害」、英名"Post-traumatic stress disorder"を略してPTSDとも呼ばれるこの症状は、過度に衝撃的な出来事に遭遇した際の脳への刺激が原因で、後の生活に支障をきたすほどの様々な心の障害となって現れます。
 
 イラクの子供たちは、毎日のように死体をまたいで通学しなければなりません。子供たちの中には、親や親戚が迫撃砲や爆弾で吹き飛ばされる瞬間を間近で目にしてしまった子もいます。
 診断・調査を行った医師たちは、これらの子供たちの脳(心)の発達に重大なダメージを与える可能性があると危惧しています。

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2006-11-22

アメリカでは徴兵制度復活か?−徴兵制度を考える

 ちょっと物騒なタイトルですが、今日は"徴兵制度"についてアメリカのニュース記事から考えてみましょう。

 徴兵制度とは、本人の意思にかかわらず国家が強制的に兵役の義務を国民に課す制度のことです。アメリカではベトナム戦争終結が近づいた1974年以降の徴兵は、ロシアによるアフガニスタン侵攻の際の一時期を除き行われておらず、事実上徴兵制度は廃止となりました。現在、全ての軍隊は本人が入隊を希望した"志願兵"により成り立っています。しかし今アメリカの議会では、徴兵制度を復活させようという議論が熱を帯びてきているそうです。

 徴兵制度は事実上廃止された格好の現在のアメリカですが、選抜徴兵登録制度(Selective Service System)という制度は残ったままです。この制度は1917年に制定されたもので、18才以上25歳以下の男性は基本的に全員が登録しなければなりません。違反者には懲役または罰金刑が課せられます。つまり制度自体が完全になくなっていたわけではないので、アメリカ政府はいつでも徴兵を再開することが可能だとする見方もあります。

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20:43:42 - atglobe - 13 comments TrackBacks

2006-10-11

核を持つ国、軍を持たない国

 宣言してからわずか一週間で北朝鮮が本当に核実験を行ってしまいました。これで北朝鮮は核保有国メンバーとなったわけです。

世界の核保有国(ウィキペディア)
 上の地図は世界の核保有国を色分けしたもので、赤と濃いオレンジが保有国、薄いオレンジが核の保有、または開発が疑われる国です。ちなみに紫は核の保有、または研究がかつて存在した国を示します。これまで7カ国が核を保有していたので、北朝鮮は8番目の核保有国となったことになります。

 ところで世界には、軍隊を持たない国もたくさん存在しています。

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10:32:08 - atglobe - 32 comments TrackBacks

2006-08-28

「報道か人の命か?」ケビン・カーター氏のドキュメンタリー映画

 アフリカのニュースサイトを見ていたら、アカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門にノミネートされた"THE DEATH OF KEVIN CARTER"という映画に関する記事がありました。

 ケビン・カーターさんは南アフリカのフォトジャーナリストでしたが、彼が撮影したある1枚の写真で一躍有名になり、しかし同じその一枚の写真のために命を失いました。

「ケビン・カーター氏の死(ハゲワシと少女)」をテーマにした映画ポスター
 上はこの映画のポスターですが、真ん中に映し出されているのがその問題の「一枚の写真」です。そのいきさつとはこんな話です。

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16:38:45 - atglobe - 41 comments TrackBacks