At-Globe
−小さな地球、世界はひとつ?−世界の面白い話題からグローバル化を考えましょう

2007-02-26

"I have a dream" − 心を揺さぶる演説

 イランの核開発問題、イスラエルと近隣のアラブ系(イスラム系)民族との衝突など、先行きが心配される問題が山積の中東情勢ですが、そんな中、サウジアラビアのジェッダでは"Economic Forum:経済フォーラム"が開催されています。

演説するラーニア王妃(Arab Newsより)

フォーラムの初日、ヨルダンのラーニア王妃による演説が行なわれました。中東諸国の技術革新や経済発展の必要性が演説のテーマでしたが、ラーニア王妃は演説の大部分の時間を割いて「それを実現するためには宗教の壁を越えた"相互理解"が不可欠である」と訴えました。

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17:17:03 - atglobe - 4 comments TrackBacks

2006-02-09

アメリカの学校事情−今日のニュースから

 今日は「学校」に関するニュースから、アメリカの学校教育現場の苦悩を紹介しましょう。

 まずはインディアナポリスの記事から。地元の高校で行われる劇の内容について、一人の教育委員が「N・ワード」が何度も出てくることを理由に反対しているというものです。N・ワードとは差別的に黒人(アフリカンアメリカン)を指した「Negro」という言葉のことです。

 その反対している人はアフリカンアメリカンの女性なのですが、彼女にとってはこの言葉を聞くたびに非常に悲しい気持ちがよみがえるのだといいます。

 しかし同じ黒人の学校関係者の中には劇の公開に賛成する人もいます。なぜならこの劇は過去のアメリカの差別社会を描いた、いわば生徒たちに差別の醜さを教えるために選ばれたものだからです。
 テーマはいいがその言葉は使って欲しくない、でもその言葉がないとうまく観衆に伝わらない、難しい問題ですよね。

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20:06:21 - atglobe - 9 comments TrackBacks

2006-02-08

イスラム教徒の気持ちを感じてみよう

 デンマークの新聞社Jyllands-Postenが9月に、イスラムの預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことに端を発した論争が激化してきています。

 風刺画は、ムハンマドが爆弾の形をした帽子(ターバン)をかぶっているものなどで、イスラム過激派のテロ行為を神様をモチーフにして皮肉っているわけです。イスラムの教えでは神は絶対的な存在であり、人間が神や預言者を描くことすら禁じているので、今回の風刺画に怒るのも無理はありません。

 フランスやニュージーランドなど多くの国の新聞社が、デンマーク紙の風刺画を転載したことも火に油を注ぐことになりました。これらの国の大義名分は「自由」です。自分たちには表現の自由があるというわけです。

 今日のCNNの記事によると、今度はイランの新聞社Hamshahriが、ホロコーストを題材にした風刺画のコンテストを開催すると発表したそうです。ヨーロッパの国々は表現の自由を主張するが、ナチスのユダヤ人大量虐殺を風刺画にされて、それでも笑って「表現の自由」と言っていられるのか? ということです。

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2005-12-27

マイノリティー(少数民族)の困惑

 さて今回はグローバル化に伴う人種・民族問題を少し取り上げてみましょう。もちろんグローバル化が言われ始める前から、チャンスを求めて違う国に移り住む人はいたわけですが、その数は年々増え続けています。

 たとえばアメリカの人種別人口は、U.S. Census Bureauの2000年に行った調査によると以下のとおりです。

69.1% 白人
12.5% ヒスパニック及びラテン系
12.3% アフリカンアメリカン
3.6% アジア系

 その国の少数民族のことをマイノリティーと呼びますが、アメリカではマイノリティー比率が30%近いわけです。調査が5年前のものですからもしかするともう30%を超えているかもしれません。
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