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三郎のときと同じように考えてみよう

TOCのススメ其の4
 このサイトを始めて訪れた方はTOCのススメ其の1から順番にご覧ください。

 前回の問題に寄せられたコメントで「Cだけ年中無休24時間営業」という解答がありました。

正解です。
 
 でも、もしこの工場がすでに全ての機械を24時間体制で稼動していたとしたらどうでしょう。何かいい方法はないでしょうか?

 それでは工場の工程をもう一度見てみましょう。そして現在どの程度生産できているのかを、実際にシミュレーションしてみましょう。

 A  →   B  →  C  →  D  →  E  →  出荷
7〜8個  5〜7個  3〜5個  5〜6個  7〜8個/時間  
 
続きはこちら→


シミュレーション

   A → B → C → D → E → 出荷個数
?  7    5    5    5    5     5
?  8    7    3    3    3     3
?  7    6    3    3    3     3
?  7    6    4    4    4     4
?  8    7    4    4    4     4

 いかがでしょう。結局出荷できた数は1時間当たり3個〜5個です。DやEの機械は本当はもっとたくさん処理できるのに、材料がまわってこないので作業できません。
 つまりCの処理した個数分だけしか出荷できないわけです。

 TOC(制約条件の理論)では、登山の問題で登場した三郎やこの工場のCの工程のことを制約条件またはボトルネックと呼びます。
 
ボトルネックの生産量=工場全体の生産量、なのです

 そこでCの生産性を上げる努力をします。例えば作業員の休憩時間や機械のセットアップなどで機械が止まっている時間があるのなら、Cの機械だけは作業員の数も増やし、1分も無駄にせず極力フル稼働している状態にします。=三郎の荷物をみんなで持ってやる

 これによってCの1時間あたりの処理個数が4.5個〜5個まで上げられるかもしれません。
 そうすると出荷個数も同様に上がりますので、結果として工場の生産性は上がります。

 ほかの工程はどうするかというと、Cの作業量にあわせて処理する数を調整します。=三郎を先頭にする

 もしその調整をしないと、先ほどのシミュレーションを見ればおわかりの通り、BとCの機械の横には仕掛り品(まわってきた材料)が山のように積まれていくからです。

続きはまた今度。今日はこれにてお開きでした。

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atglobeの投稿(13:32:29-2006-01-12) - カテゴリ: 番外編:TOC のススメ TrackBacks

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