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イスラム教徒の気持ちを感じてみよう

 デンマークの新聞社Jyllands-Postenが9月に、イスラムの預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことに端を発した論争が激化してきています。

 風刺画は、ムハンマドが爆弾の形をした帽子(ターバン)をかぶっているものなどで、イスラム過激派のテロ行為を神様をモチーフにして皮肉っているわけです。イスラムの教えでは神は絶対的な存在であり、人間が神や預言者を描くことすら禁じているので、今回の風刺画に怒るのも無理はありません。

 フランスやニュージーランドなど多くの国の新聞社が、デンマーク紙の風刺画を転載したことも火に油を注ぐことになりました。これらの国の大義名分は「自由」です。自分たちには表現の自由があるというわけです。

 今日のCNNの記事によると、今度はイランの新聞社Hamshahriが、ホロコーストを題材にした風刺画のコンテストを開催すると発表したそうです。ヨーロッパの国々は表現の自由を主張するが、ナチスのユダヤ人大量虐殺を風刺画にされて、それでも笑って「表現の自由」と言っていられるのか? ということです。

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 欧米(日本もそうかもしれません)が、最も大切なのは「自由」という価値観であるのと同時に、イスラム教徒の人々にとって最も大切なのは「神」なのでしょう。
 その神を冒涜されたのですからイスラム教徒の怒りは理解できます。世界のあちこちでイスラム教徒が抗議のデモを起こしており、激化して暴動になり死者も多数出ています。

 グローバル化がうまくいく前提には、こうした文化や価値観の違いをお互いに理解しあうことが必要なのでしょう。
 
 相手を理解するというのは、相手の考えを自分の考え方の枠に当てはめて理解することではありません。相手が何を感じているのかを、相手の立場に立って感じることで始めて理解できるのだと思っています。

 皆さんはどんなことを感じましたか?

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atglobeの投稿(12:38:06-2006-02-08) - カテゴリ: 人種問題に関するニュース TrackBacks

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