At-Globe

核を持つ国、軍を持たない国

 宣言してからわずか一週間で北朝鮮が本当に核実験を行ってしまいました。これで北朝鮮は核保有国メンバーとなったわけです。

世界の核保有国(ウィキペディア)
 上の地図は世界の核保有国を色分けしたもので、赤と濃いオレンジが保有国、薄いオレンジが核の保有、または開発が疑われる国です。ちなみに紫は核の保有、または研究がかつて存在した国を示します。これまで7カ国が核を保有していたので、北朝鮮は8番目の核保有国となったことになります。

 ところで世界には、軍隊を持たない国もたくさん存在しています。

続きはこちら→


 独自の軍隊を持たない国はコスタリカやドミニカ、モナコ、ハイチなど世界に約25カ国あります。その多くは経済的事情により軍を持つ余裕がないなどの事情によるもので、アメリカ軍やフランス軍などによって守ってもらっています。ちなみにもともと軍隊を持たないアイスランドは、9月末に在留アメリカ軍が撤退しまさに軍隊・軍人のない国になりました。

 日本はどうかといえば、その立場は非常に微妙なところです。自衛隊が軍隊と見なされるかどうかがポイントになります。ウィキペディアの日本語版によると「軍隊を保有していない国家」に日本は含まれますが、英語版では日本は含まれていません。外国から見れば日本は独自の軍隊を持っていると見なされているわけです。

 第二次世界大戦以降、日本は平和国家として生まれ変わり、世界で最も平和な国の一つとなりました。「日本は軍隊を持たない」、「日本は核兵器を持たない」という大原則を持ち続けてきましたが、憲法改正で「自衛隊は軍隊と見なす」ことになるかもしれません。もともと世界からは軍隊と見られていたわけですし、実際のところ他国の軍隊と比較しても、「軍隊ではない」ということがむしろ滑稽な感じがするくらいです。
 それでもその一線を日本人がかたくなに守ってきたことに重要な意味がある様な気がしてなりません。

 先ほどの核保有国の世界地図に戻りますが、赤く色分けされた核保有国とはアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国です。そしてこの5カ国で国連の常任理事国は構成されています。強い権限を持つ国が核を持てるのか、あるいは核を持っているから強い権限を持つことになるのか…。

 ところでお隣の韓国で北の核実験実施後に行った世論調査によると、実に67%の人が「韓国も核兵器を保有するべき」と答えたそうです。
 タカ派といわれる安倍内閣のもと、日本の世論はどう動いていくのでしょうか?

↓今日の記事の参照サイト
ウィキペディア(核兵器)
ウィキペディア(軍を持たない国:日本語版)
ウィキペディア(軍を持たない国:英語版)

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atglobeの投稿(10:32:08-2006-10-11) - カテゴリ: Think Global TrackBacks

コメント

Ben Hattori wrote:

> ところでお隣の韓国で北の核実験実施後に行った世論調査によると、・・・

隣国の事情は置くとしても、我が国ではどうでしょう? 世論はともかく、理論的・技術的には現時点で日本政府の手による核爆弾開発は充分可能だといわれてます。しかし、そこから先が他の通常兵器と違うことに気づきました。つまり開発・製造に完了したことを公表しても、他国に通用する有効な核抑止力を身に着けたことに結びつかない。作っただけでなく使えることを証明しないと、即ち核実験を最終的に行わないと意味をなさない、ということです。

で、もし日本が核爆弾を開発・製造しても、国内のどこかで核実験をせねばなりません。さて、本州・四国・九州といった内地で手頃な土地があるでしょうか? その点、アメリカはネバダ、中国も内陸部に人跡未踏の広大な土地があります。では、北朝鮮のように国民の不満を権力で封じて無理矢理内地で強行することができるでしょうか、現況で? ちょっと難しいように思います。
では、北海道でならどうか? あれだけ広い土地があって、できそうにも思います。しかし、北海道の重要な基幹産業は農業・漁業です(違ってたらごめんなさい)。仮に、道内で実施してもその後の風評被害が農作物・魚介類に及び、その被害相当分を国がすべての農民・漁民に補償するとしたら莫大な金額となり、これも現実的でないように思います。
では沖縄県内、南西・先島諸島はどうでしょう? こちらは陸地の少ない島々ばかりですから、例えば周辺海域で行うのが妥当かも知れません。でも、領土を接している近隣諸国(中国・台湾)への配慮や近海漁業への影響を考えると、やっぱり現実的に難しい気がします。それに、沖縄にこれ以上、軍備上での負担・不利益を一方的に押し付けるのも難しいでしょう。
じゃあ、ロシアと交渉を進めて北方領土を現住民退去の上で返還してもらい、そこでやるのはどうか? そこならまだ人が住んでないので出来そうです。が、これも隣国のロシアや近海漁業への影響を考慮すると、ダメそうです。
さて、上記以外の所で日本国内で核実験が出来そうな場所はあるのでしょうか?

唯一、本土への影響も少なく、近海漁業への影響も少ないだろう、そして隣国のことも気にせずに済みそうな場所があります。小笠原諸島です。もちろん、父島・母島といった主な島には住民が生活しているので無理です。それに「東洋のガラパゴス」ともいわれる貴重な自然も残されており、それに直接悪影響が及ぶような所はダメでしょう。
で、思い当たった島がありました。皮肉にも硫黄島、太平洋戦争の激戦地です。この島は確か現在住民はおらず、日米両軍の戦略上の拠点としてのみ機能しているはず。例えば、この島の地下で核実験を行うのは可能かも知れません。しかし、・・・。
この島の激闘は凄惨を極め、日米とも多くの犠牲者を出しました。「お国のために亡くなったのだから、そういう場所をまたお国のために有効活用するのはいいことじゃないか? 英霊も喜ぶだろう」という人もいるでしょう。でも、私にはそう思えません。両軍兵士とも、激闘を一日でも早く終わらせて平和が再び訪れることを切望して死んでいったはずです。なのに、そうした場所をまた新たな軍備のために、よりによって核武装のために活用するなんて・・・。

核武装はもちろん、「力への信仰」はもうそろそろ捨てましょう。そうしないと明るい未来が迎えられない。ジョン・タイターが現代の私たちにいった、「あなたたちの社会は生物学上、自滅に向かって設定されています」という言葉が思い出されます(それから、「あと10分で家を出て二度と戻れないという状況で何を持っていくか考えておく」という彼のアドバイスも・・・)。
2006-10-11 15:30:47

ちゃめ wrote:

 外国のマスコミは日本の核武装に対して警戒の念を抱いているようですが、日本人の核に対する生理的嫌悪感は、相当に根強いものがあると思います。
 殆どの人が考えもしないような「天皇制の廃止」以上に、日本の核武装は国民のコンセンサスを得る事はできないと思います。
 少なくとも、『はだしのゲン』を読んだ世代より古い人々は、唯一の被爆国が核武装するという事に対して、強烈な嫌悪感を抱くでしょう。
 核武装が政治的な選択肢として考慮に値したとしても、またそれを実現する技術力を持ち、運搬手段も十分に実現可能だとしても、日本人の生理的嫌悪感が、それを押し止めると思います。
 その程度の良心は、政治家の皆さんも持っておられると信じたいですね。
 
2006-10-12 00:37:16

atglobe wrote:

To Ben Hattoriさん

コメントが遅くなり申し訳ございません。

確かに日本で核実験をするとなると場所がありませんね。Benさんのご指摘どおり
硫黄島くらいしかないのかもしれません。でも硫黄島は火山島だと思うのですが、
地下核実験して大噴火なんていうことにはならないのでしょうか?

いずれにせよBenさんのおっしゃるとおり、「力への信仰」、「無益な戦い」は
終わりにしたいですね。
そのために、現在の人類には一体何が足りなくて何が必要なのでしょうか?
2006-10-14 09:46:03

atglobe wrote:

To ちゃめさん

コメントが遅くなり申し訳ございません。

ちゃめさんがおっしゃるように、現在は日本人の多くが核を持つことに反対で
しょう。韓国の世論調査結果のようにはならないと信じています。
でも、近年の世界中で起こっている戦争やテロ、そしてイランや北朝鮮などの
問題を見聞きして育っている今の若い世代はどんな風に感じているでしょうか?
それが心配です。
2006-10-14 10:00:23

Ben Hattori wrote:

> でも硫黄島は火山島だと思うのですが、地下核実験して大噴火なんていうことにはならないのでしょうか?

おっしゃるとおりで、実はそういう悪影響も考えられるんですよね、核という超強力兵器の場合。
「死火山」というのも有史以来の噴火が確認されてないだけで、それ以前には活動していたはずで、そのタイムスパンも大自然の尺度では一瞬のブランクに過ぎない。また、日本はとにもかくにも地震国。存在のわかってる活断層より、実は未知の活断層の方が多いのかも知れません。
そうした眠れる山々や活断層の火山活動・地殻変動を刺激する要因に、核実験は充分なり得るんですよね。だから、結局硫黄島にしても噴火ばかりか周辺海域海底の活断層も刺激して、ひいては東海地震・東南海地震・南海地震の発生を早める引き金に・・・なんてこともあり得るんじゃないか、と。やっぱり、狭くて自然的危険とも隣り合わせの日本領土内での核実験は相当難しいように思います。

> そのために、現在の人類には一体何が足りなくて何が必要なのでしょうか?

本当はできるだけ早急に解答を見つけないといけない、究極の難題ですね。といって具体的な正解は、すぐには思い当たらない、悲しく情けないことですが・・・。
ただ直感的には、その正解が判明したとしても、政府指導部から国民へ浸透するという上位下達式の組織的・強権的なパターンでなく、人類一人一人の自覚で幅広く世論が形成されていき世界全体がそういう方向に動いていく、そんなカタチで浸透していくのではないかと。
ちょうど環境問題が、その一例かも知れません。国や自治体、メーカーに全部を解決してもらおうとしても到底無理な話。一人一人が自覚して日々の生活、ライフスタイルを見直さない限り最終的には一向に解決しないはずです。

小生、今はそのぐらいしか考えがまとまりません・・・。
2006-10-14 16:32:31

atglobe wrote:

To Ben Hattoriさん

>人類一人一人の自覚で幅広く世論が形成されていき世界全体がそういう方向に動いて…
同感です。
でも難しいのは、「勝ち続けなければならない」という資本主義・自由競争の世界に、
人間の道徳観頼りで、平和な世界への道筋を見つけることができるかどうかということ
でしょうか?

中川政調会長が「核保持も選択肢」という発言をしたそうです。
アメリカがラムズフェルド国防長官ら強硬派の政府中枢に引っ張られる形でアフガニ
スタンやイランへの戦争を始めたように、日本の政府中枢である人からのこの発言が
気になります。
2006-10-16 09:33:44

Ben Hattori wrote:

> でも難しいのは、「勝ち続けなければならない」という資本主義・自由競争の世界に、
> 人間の道徳観頼りで、平和な世界への道筋を見つけることができるか・・・

情。そして、理。「道徳観」を情、「資本主義・自由競争の世界」を理としましょう。即効性に乏しく全く無力にも一見思えますが、やはり最後は、最終局面においては情になるんじゃないかな、と。
あまりにも日本人的すぎて、あまりにも時代錯誤な「ものさし」かも知れません。が、イラクでの日本人人質の解放や、北朝鮮拉致被害者で既に帰国が実現した方々の例を見ると、そう思えてくるのです、小生は(残りの拉致被害者を一日も早く力づくででも北から奪還するために、憲法改正の上で核武装して先制核攻撃をちらつかせる奥の手も考えられますが、でもどうでしょう、それは?)。

> 中川政調会長が「核保持も選択肢」という発言をしたそうです。
> アメリカがラムズフェルド国防長官ら・・・

今度の政調会長は、よっぽど日本人ばなれした理の権化に近いお方なのかも。もっとも、きょうびの政治家は、情では食べていけないのかも知れませんね。私ら庶民には到底量り知れない世界ですが(そういえば、ここ最近ニュースで見なくなりましたね、ラ国防長官。ペンタゴンに篭ってウォー・プランを練り直してるのか?)。

小生、「核武装可能な技術力も今の日本にはある」と前に書きましたが、その後で少し疑問になってきました。核弾頭に搭載するための小型化・精密化、そして核ミサイルの開発・成功までできて、初めて有効な核抑止力を持てるわけですが、さて、どうでしょう?
「プロジェクトX」の時代(1950〜80年代)ならいざ知らず、そんな「前例のないことへの挑戦」を今の日本の技術開発力・人材で果たしてやれるのかな、と(それとも自分らでやるのは大変だし時間もコストもかかるから、どっか安くやってくれそうなとこへ「外注」に出すとか?)。
2006-10-16 19:20:06

atglobe wrote:

To Ben Hattoriさん

>やはり最後は、最終局面においては情になるんじゃないかな…
民衆の力の見せ所ですね。過去にも民衆の力が政権を動かした例が世界中で
たくさんありました。

>(核開発を)どっか安くやってくれそうなとこへ「外注」に出すとか…
オフショアーってやつですね。ありえないとも言えません。
ところで考えてみると、現状でも日本はアメリカの核に守られているわけで、
保持しているとまでは行かなくともその抑止力の恩恵には授かっているわけ
ですね。
もし、この後ろ盾が無くなったらどうでしょう。
2006-10-17 12:05:51

Ben Hattori wrote:

> ところで考えてみると、現状でも日本はアメリカの核に守られているわけで、保持しているとまでは行かなくともその抑止力の恩恵には授かっているわけですね。
> もし、この後ろ盾が無くなったらどうでしょう。

核に限らず軍事面全般においてアメリカの後ろ盾で守られてますよね、戦後の日本は。日米安保条約は10年ごとに自動延長されてきましたが、次回は2010年。あと3年後です。21世紀最初の更新になりますが、昨世紀に続けられてきたものが、今後も同様に確実に続いていくかどうか不透明なのが、今世紀の怖いところです。
今日WEBニュースでこんな記事を見つけました。最悪の場合、戦前の国際連盟のようにIAEAが有名無実化・無力化しかねないことを、危惧してるように感じました。

**********************************************************************

■ヤフー!ジャパン:海外総合ニュース/2006年10月17日(火)7時42分

〈より多くの国が核兵器開発する恐れ=IAEA事務局長〉
 [ウィーン16日/ロイター]国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は16日、核技術拡散防止に向けた一段の措置が講じられなければ、約30もの国が短期間で核兵器製造能力を開発する恐れがあると警告した。
 エルバラダイ事務局長はウィーンで行われた会議の冒頭で講演し、「われわれは、私が呼ぶところの仮想核兵器保有国を相手にしているようなものだ」とし、「(現在の)9カ国でなく、20〜30カ国が短期間に核兵器開発能力を保有することにならないよう」新しいアプローチが必要だと述べた。
 現在、核拡散防止条約(NPT)で核兵器保有が認められている米国、ロシア、中国、フランス、英国の5カ国のほか、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の4カ国が核兵器を事実上保有もしくは、保有している疑いがある。(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.j...

***********************************************************

核兵器新規開発の阻止は、開発国ごとに対応(交渉・説得・圧力)しなければなりません。そんな国が雨後の竹の子のように、次々と同時多発的に出てきたら対応しきれない。そうなると「力の論理」に偏り、ただでさえ交渉下手な現米国共和党政権・ネオコン一派はお手上げです。で、中国などの準大国に実務レベルでの対応を丸投げし、自分らは最終的なとりまとめだけを行う。それが国際社会での米国への不信感を助長し、一方で出口の見えない中東情勢への介入だけは他国に任せるわけにもいかず、負担を減らすべく国際戦略・日米安保を全面見直し。ひいては「アジアの安保はアジア人の手で」とばかり新たに日中安保(EUやNATO的な同盟or事実上の軍事的併合?)が今世紀においては今後それを肩代わりし、米国も「有力な友好国かつ貿易相手国たる中国ならば」と容認。当然日本政府は反論できるはずもなく、中国は清王朝以来の大中国を再興できる世紀に一度のチャンス、なんてシナリオもありえるかと。
う〜む。ますますもって、タイター氏の予言のリアリティーがさらに・・・。
2006-10-17 17:42:14

atglobe wrote:

To Ben Hattoriさん

Yahooニュースの記事はちょっと衝撃的ですね。
もしIAEAの事務局長が言うとおりになったとしたら、もう歯止めは利かないでしょう。
アメリカが強くなればなるほど、国連やIAEAといった本来強いリーダーシップを
持つべき組織の力が弱くなるような、そんな気もします。

>大中国を再興できる世紀に一度のチャンス、なんてシナリオ…
中国が今後、経済はもちろん国際政治の場面でも躍進していくことはほぼ間違いない
でしょう。それがアメリカ独走(迷走?)の抑止力となるような、いい方向に向かって
くれることを期待しています。
Benさんのおっしゃる(あるいはジョン・タイター氏の)シナリオ通りにならなければ
いいのですが・・・
2006-10-18 09:19:05

Ben Hattori wrote:

> Benさんのおっしゃる(あるいはジョン・タイター氏の)シナリオ通りにならなければ
いいのですが・・・

atglobeさんがそうおっしゃてる矢先に、今日またもこんなニュースが。

***********************************************************

■ヤフー!ジャパン:スポーツニュース/2006年10月19日(木)20時42分

〈北京五輪の南北朝鮮合同チーム、核実験で不可能?〉
 国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は19日、日本記者クラブで会見し、2008年北京五輪に向けた初の南北朝鮮合同チーム作りが、北朝鮮の核実験実施表明により、暗礁に乗り上げる可能性を示唆した。
 ロゲ会長は先月、南北朝鮮の代表と会い、合同チーム作りに向けた協議を行うなど支援を進めてきたが、「参加資格など一部の問題を除き、実現間近まで準備が進んでいた。しかし今の政治的状況下では、疑問符が付いたと言わざるを得ない。今後の推移を見守るしかない」と語った。(以下本文、別ニュースのため略)(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.j...

***********************************************************

南北朝鮮合同チームの結成中止にとどまらず、東アジア情勢の雲行きがますます怪しくなり、アジア・オセアニア諸国がこぞって参加を辞退、ひいては北京五輪そのものが中止に追い込まれる、なんてことになったら。マジでヤバイな、こりゃ・・・。
2006-10-19 21:48:13

Love Peace wrote:

イスラエルがもし核を持っているのなら、そっちのほうが問題ではないですか?
2006-10-21 09:35:30

atglobe wrote:

To Ben Hattoriさん

別のニュースソースによると、こんな状況でも韓国としては合同チームでの
オリンピック参加を目指すそうです。

↓ニュースソース
http://asia.news.yahoo.com/...

そうは言っても現実的にはかなり難しいと思いますが…。

世界の国々がこぞって核開発を始める、なんてことになると、本当にオリン
ピックどころじゃなくなってしまうかもしれませんね。
2006-10-23 09:37:50

atglobe wrote:

To Love Peaceさん

コメントありがとうございます。

イスラエルは公式に発表こそしていませんが、核兵器を保有していることはほぼ
間違いないといわれています。
Love Peaceさんのおっしゃるとおり大変な問題だと思います。
イスラエルがパレスチナやレバノンを攻撃することに対してアメリカは寛容の
姿勢を貫いています。
これに対して国連をはじめ国際社会からの批判も高まっていることも事実。
個人的な意見としては、核を持って欲しくない国の一つです。
2006-10-23 09:47:29

優作 wrote:

「核を持つ国」で検索して辿り着き初めて拝見させていただいた者です。
今日の新聞で見たのですが、国連総会で「核兵器の廃絶への努力と北朝鮮の核実験への非難」を盛り込んだ核軍縮決議案が13年連続で成立したそうです。
「賛成167、反対4、棄権7」という結果だったようですが、反対した4カ国というのは「アメリカ、インド、北朝鮮、パキスタン」です。
すべて核保有国ですよね。
そして棄権した国は「中国、イラン、イスラエル、ミャンマー、エジプト、キューバ、ブータン」です。
核保有国と核保有が疑われる国、そして・・・核開発中あるいは検討をしている国なのでしょうか。
とても気になったのでコメントを書かせていただきました。
2006-12-08 00:06:21

atglobe wrote:

To 優作さん

コメントありがとうございます。この話は知りませんでした。

ご指摘の通り「ブータン、ミャンマー、エジプト、キューバ」という国々が
なぜ棄権したのかが気になるところです。
ミャンマーは北朝鮮と武器をやり取りしているという説もありますので、
そのあたりの理由でしょうか?
キューバはカストロ議長の真意はいつも不明なのでわかりませんし、その他の
2つに関しては見当もつきません。
海外のメディアでも検索してみたのですが、なぜかこの話題を取り上げている
記事が見つかりません。また何かわかりましたらご報告しますね。
2006-12-08 19:54:17

atglobe wrote:

追記:

ちなみに外務省のウェブページによると、これらの国々は昨年の決議でも
反対・棄権していたようです。

↓外務省のウェブページの該当記事
http://www.mofa.go.jp/mofaj...
2006-12-08 19:58:19

うんこ wrote:

核は、いらないと思います!!!!!」
核をつくるなら、wcを作ってくれるととても嬉しいですね♥
2008-07-30 14:03:53

asukarat wrote:

核保有国で検索していきついた。ここ。
>そのために、現在の人類には一体何が足りなくて何が必要なのでしょうか?

性(サガ)でしょうか?
力と金が勝つんでしょうか?
きれい事や情では、おさまらない現状。個々の思い。複雑な大人の事情。

一掃のこと、人類は破滅し、地球はリセットされた方がいいのでは?
・・・そうも思ってしまう。

たとえ、スーパーサイヤ人がいても、人類は救い甲斐のないモノ
として放置されそうな気がする。
2009-08-06 20:58:31

At-Globe竹内 wrote:

To asukaratさん

コメントありがとうございます。
返事が遅くなり失礼いたしました。

>たとえ、スーパーサイヤ人がいても、人類は救い甲斐のないモノ
>として放置されそうな気がする

映画でよく「政府のスーパーコンピュータが意思を持ち、人間を地球にとって
有害なものと判断し核攻撃を仕掛ける」というような設定が使われますよね。

アメリカの大統領にオバマさんが就任し、核廃絶への取り組みを世界的に
行っていこうという採択も決議されました。
そんな中で、アメリカのTime誌に「本当に世界から核をなくして大丈夫なのか?」
という記事が載っていました。
「核の抑止力があったからこそ第三次世界大戦は起こっていない。現にこれまで
再三にわたって戦争を繰り返してきたインドとパキスタンだって、両国が核を
保有してからは戦争は起こっていない。核を持つ国に戦争を仕掛けようとは誰も
思わないからだ。」というような内容です(全部読んだわけではないので、
詳細までは把握していませんが…)。

asukaratさんがおっしゃるように、核という抑止力がなければ戦争をやめられない
のが人間の性(さが)なのだとすれば、それはとても残念な話ですよね。
2009-09-28 12:26:01

ししし wrote:

非核三原則、「もたず、つくらず、もちこませる」になってますよね。
2009-10-30 10:00:15

明日テラス wrote:

日本もやばいかも。鳩山さんどうする?
2009-10-30 10:04:38

Jun@LA wrote:

日本語のWikiからも、軍隊を持たない国の一覧に日本は消えましたね。
やはり、「侵略をしない、防衛だけにしか武力を使わないから軍隊ではない」というのは限りなくつじつまの合わない詭弁のようにも感じます。
いくら「Japanese Defense Forceは防衛武力であり軍隊ではない」と言っても、どこの国の軍隊もほとんどは『国歌防衛』の為の武力と言っていますし、現に自国土防衛をした事のない米国軍隊すら、その省は「Department of Defense」ですから・・・・。
あまり「自衛隊は軍隊ではない!」を強調すると、他国から逆に『二枚舌』とネガティブに見られてしまう恐れもあると思います。
(内政的に掲げるは構わないとは思いますが)

ところで、『武力による治安維持』は軍隊に限らないと思うんです。
対外的に武力行使はしませんが、警察が警察として機能する為には、犯罪者と同等かそれ以上の武力を持たなくては抑止力は無いと思います。
時には、装備だけではなく数も「上回る武力」に含まれますが・・・・

狙撃隊のライフルやSAT隊や機動隊の装備などに限らず、交番のおまわりさんの警棒、手錠も明らかな武力だと思いますし、その武力としての効力を常に発揮しているとも思います。
留置場や拘置所、刑務所も(身体の拘束という)武力であり、デモ隊や暴徒に丸腰で背広姿のおまわりさんが「まぁ、まぁ・・・暴力はいけないから、じっくり話し合いましょう・・」と交渉する事も無く、日本刀を振り回す暴力団員に、「まぁ、お茶でも飲みながら落ち着いて話し合ってみましょうよ・・・」と、武力放棄で対処する事は無いはずです。
(交渉はするでしょうが、必ず武力が後ろで控えているはずです)

殺人犯に対して「更正は強制するべきものではないので、家へ帰ってお祈りでもしながら毎日反省文を書いて裁判所に提出して下さい。では、御元気で・・・」と身柄拘束無しで、説諭で帰す事も無いと思います。

私は決してタカ派というわけではありませんが、『武力』には警察、留置場や刑務所(強制的な身体拘束)なども含まれるという事を除外せずに、『武力』については語れないと思うんです。

「警察が武力を行使するのは構わない。なぜなら犯罪者や社会的治安維持の為の武力だから・・・。でも軍隊はいけない」というのは、なぜか「防衛の為の武力行使は軍隊ではない」という詭弁ととても似ているように聞こえて仕方が無いのです。

警察が要らない社会が生まれる頃にはきっと軍隊も要らない社会になっているような気がします・・・・。
2009-10-31 12:01:18

atglobe wrote:

To しししさん
To 明日テラスさん

コメントありがとうございます。

>非核三原則、「もたず、つくらず、もちこませる」になってますよね

どうも実態としてはそのようですね。
ただ、アメリカの原潜が立ち寄ることに関してはある意味で仕方がない
のかな、というのが私の正直なところです。

>日本もやばいかも。鳩山さんどうする?

鳩山さんは名前の通りハト派ですから、少なくとも「核を持つ」とか
「戦争に向かう」という判断はしないと思いますよ。
2009-11-01 10:42:36

atglobe wrote:

To Jun@LAさん

>日本語のWikiからも、軍隊を持たない国の一覧に日本は消えましたね。…
>「侵略をしない、防衛だけにしか武力を使わないから軍隊ではない」という
>のは限りなくつじつまの合わない詭弁のようにも感じます…

確かに、いつも間にか消えましたね。
意見の分かれる非常にデリケートな問題ですから、ウィキペディアの執筆者の
みなさんも加筆・削除するのに頭を悩ませているのでしょうね。

>ところで、『武力による治安維持』は軍隊に限らないと思うんです…
>警察が要らない社会が生まれる頃にはきっと軍隊も要らない社会になっている
>ような気がします

国内の治安維持と国外の治安維持ではっきりと線引きをしていた自分に
気付かされました。
国内にせよ国外にせよ紛争を引き起こしているのは結局「人」ですからね。
Jun@LAさんのおっしゃるように、きれいごとを言っていても何も解決しない
というのは事実でしょうね。

最近のTime誌に「核の抑止力」をテーマにした記事がありました。
オバマ氏が核のない世界を目指していることに対して、「核があるおかげで
起こるはずの戦争がどれほど起こらずにすんできたのか(アメリカ対ソ連、
インド対パキスタン、などなど)」を示し、本当に核をなくして大丈夫なの?、
というメッセージ性のあるものでした。

おろかな"人間"という生き物は自身の理性で紛争をなくすことはできないから、
核の抑止力に頼らざるを得ないというところでしょうかね。
2009-11-01 11:07:45

Jun@LA wrote:

竹内さん、お久しぶりです。

僕はなぜか子供の頃から天邪鬼で、どうしても既存の常識や道徳観に素直に従えなかったひねくれ者だったんです。
ただ、自衛隊に関してはそれとは別に日本政府の苦肉の策が感じられます。
警察予備隊が、純然たる『警察予備隊』として編成されていれば、今の自衛隊組織へ発展する事は無く、どちらかと言うと史上最強のSWAT隊とでもなっていたのではないかと思われます。
でも、警察予備隊は明らかに軍隊としての行動を視野に入れた設立がなされていると(僕は)解釈しているんです。
それを今更、「軍隊ではない」と主張するのは非常に苦しい詭弁に感じるんですよ。
竹内さんも翻訳業務をなされているのでお分かりと思いますが、日本語を一旦外国語に意訳し(語句だけを捉えた直訳ではなく)それをまた日本語に訳すと最初の日本語とは違った単語になる事が多いと思います。

ただ、自衛隊の場合はアメリカのシステムに照らし合わせると、暴動などの治安維持や災害時の救助と復旧などへ出動し、(平時は)国外での活動をしない州兵組織に限りなく似ているような気もします。
基本的な活動は有事における地域の防衛(暴動や災害からの『防衛』も含む)ですから、これも日本の自衛隊ととても似ていると思います。
ただ、それでは州兵は軍隊ではないかと言うと、州兵はりっぱな軍隊だと思いますし、「州兵は軍隊ではない」と言うと州兵自身や関係者から「馬鹿にするな!(連邦軍に比べると)規模は小さいが俺たちは立派な軍隊だ!」と叱られてしまうと思います。
なお、州兵は有事には大統領令により連邦軍に編成され海外派兵されますし、過去にも最近ではイラク戦争でも一部の州の州兵数個師団が連邦軍の一部として海外派兵されています。

以前もどこかで書いたような気もするんですが、五稜郭の戦いで集結した明治維新(戊辰戦争)、イギリスから独立を武力で勝ち取ったアメリカの独立戦争、結果的に奴隷解放などに繋がったアメリカ南北戦争・・・・。
最後まで武力を行使をせずに徹底した話し合いで明治維新やイギリスからの独立、南北合衆国の統一などが、結果的に可能だったのかどうかは難しい部分が残るような気がするんです。
江戸城の無血開城も、話し合いで納得して無血開城になったのではなく、あくまで後ろに武力が控えた話し合い(話し合いが決裂したら武力行使しますよという前提での話し合い)だったのであろうと、僕は推測しています。

だからと言って、決して戦争を肯定するという意図ではないのですが、「戦争」「武力」と言った時に、正確に何を指すのかというのはとても難しい部分だと思うんです。
悪政に虐げられた農民が、最後の力を振り絞って鋤鍬鎌で一揆を起すのは悪ではなく、君主制に虐げられ続けた市民が革命を起して民主制になるのも悪ではない・・・・というのは、僕にとってはなんだかとても偏った見かたのような気がして仕方ないんです。

調停や治安維持の為の国連軍・・・・これも武力行使を目的とした立派な軍隊であり、国連が武力を持っていなければどれ位の強制力があるのかは疑わしい部分かとも(僕は)感じています。

武力(腕力)で他人を従わせるのが非人道的であるなら、札束で頬を叩いて従わせるのは人道的なのかどうか? あるいは役職や家系などの『力』を後ろ盾にして行われて来た政略結婚の風習など、武力ではない『力』による侵略や暴力が時には腕力や武力よりも残酷な事があるような気もします。
(例えば、近年の「イジメ」などは、半世紀前のガキ大将よりもずっと残酷な結果を引き起こしているようにも感じます)

すみません、つい長くなってしまいました・・・・
2009-11-04 13:11:07

atglobe wrote:

To Jun@LAさん

またお話しができる機会を作っていただきありがとうございます。
半休眠状態のような(いやまさに)このブログサイトですが、今後ともどうぞ
よろしくお願いいたします。

1.自衛隊は軍隊か?

Jun@LAさんがおっしゃるように言葉の解釈の問題なのでしょうね。

日本人にとっては、核を投下され打ちのめされたWW2の悲痛な記憶から
「もう二度と戦争はしない」という意識を共有して、まさに働き蜂のように
技術向上と経済発展に心血を注ぎ戦後復興を果たしたわけですよね。
アメリカの強大な軍備に守られていたおかげ?で、経済復興に集中できた
わけです。

戦後から現在に至るまで、多くの日本人の心にあるのは、
「もう二度と戦争はしない = 軍隊を持たない」
という意識なのではないかと思います。
もう戦争はしないのであれば軍隊は必要ないわけですから。
そこで自衛隊の存在自体にも反対の人が存在するわけですが、多くの日本人は
「存在自体は容認しているがあくまでも自衛隊は軍隊ではない」とかたくなに
主張したいのだと思います。

2.軍隊のない世界は作れるか?

現在の世界において「核や軍備は戦争の抑止力になっている」というのは
事実だと思います。
もちろんそれが全てではありませんが、ある一定の役割を果たしているのは
確かではないでしょうか。

そもそも人類の戦争・紛争の原因は、領土を奪い合うことだったのだと
思います。
民族や宗教などの価値観の違いから起こる(独立国家を目指す)国家内部の
分裂、あるいは国家間の争い。
力の誇示や資源の獲得のための他国の領土への侵略。
そして上記に挙げたそれらの攻撃に対する報復のためのもの。

これらが起こる土壌事態は現在の世界でもそう変わってはいないように
思えますので、悲しいかなこれからも戦争・紛争はなくならないと考える
のが妥当と思えます。
それならその抑止力として働く"核"やその他の軍備・軍隊はやはり必要と
考えるべきでしょうか?

少し話が逸れますが、最近、"Freakonomics:著Steven D. Levitt、Stephen
J. Dubner"という本を読みました。
その本の中で、アメリカで上昇傾向に歯止めが立たなっていくと予測されて
いた国内の凶悪犯罪数が1990年代に減少した理由を分析したものがありました。
その理由についてアメリカの多くのエコノミストは、
・市民の銃規制によるもの
・警察の増強
・麻薬取引の状況変化、などなど
を挙げているのですが、著者(彼らもエコノミスト)によると、それらの影響は
ほんの数%程度に過ぎず、実際にアメリカで凶悪犯罪数が減った最も大きな
理由は「妊娠中絶が合法になったから」なのだそうです。
ロー・ウェイド裁判で1973年に合法となった中絶手術が、望まれなかった子供の
この世への存在を絶ち、犯罪を引き起こす確率の非常に高かったであろうその
生まれなかった子達が、もし生まれていたら青年に達したはずの90年代の犯罪
発生数を大きく引き下げたといいます。

しかしながら、それが事実だとしてもこの議論は「人間を分類(差別)する」
危険をはらんでいます。
いずれにしても難しい問題ですね。

長くなってしまいすみません。
今日はこのくらいで失礼いたします。
2009-11-08 13:14:59

Jun@LA wrote:

To At Globeさま

私が大統領になれる可能性は限りなくゼロに近いですし、米国籍の私が日本の総理になれる可能性はもっとゼロに近い(負の整数?・・笑)かと思いますが、こうして他の方々のご意見を拝見するのは自分にとってとてもプラスになると、いつも感謝しています。
(もっとも大統領や総理と言えども自分の思った通りに国を動かせるというものではないですが・・・)

さて、天邪鬼の私は
1. 戦争放棄と自衛隊
の問題に関して、
* 日本国憲法に第9条戦争放棄を盛り込んだのは日本国民の意思ではなく戦勝国側からの草案で、特に日本統治を任されたマッカーサー元帥の「この国の人々に武力を持たせると怖い(強い)」という懸念だったという事と、
(つまり、戦争放棄は日本国民独自の選択ではなくて、敗戦国に対するペナルティとして戦勝国側から押し付けられた憲法だったという事)

* 警察予備隊(名前と違い、SWATや武装警察としてではなく、軍隊の活動を構想に入れた組織)を作ったのは、他ならぬ戦争放棄を憲法に盛り込ませたマッカーサー自身であること(朝鮮戦争への軍事的戦略として日本の軍備が必要だった)

戦争放棄も自衛隊の発足も、いずれも日本国民の意思ではなく、敗戦混乱期の日本に対して戦勝国アメリカの「二度とこいつらを敵に回して戦いたくない(戦争放棄の明文化)」と、後に「極東(後に東南アジア)戦線で、日本を軍事的同盟国として戦略利用したい」という、その時々のアメリカの政治的(主に軍事的)立場の変化で日本の最高法である憲法(第9条)や憲法解釈(防衛軍備の合法解釈)を遠隔操作して来たという歴史解釈を私の頭の中から払いのける事が出来ません。

その事自体は、二国間の政治的取引ですから(経済的な取り決めと同じく)、私は「アメリカに押し付けられた憲法!日本国民は今こそ立ち上がれ!」などと、日の丸を掲げて街宣車で練り歩こうとは思いません。
ただし、「悲惨な戦争を反省し平和を望む日本国民が自ら戦争を放棄し、それを憲法に明文化し・・・」という一種のプロパガンダ(GHQ側からか、日本政府側からか・・・は判りませんが)は、どうしても私には受け入れられないのです。

その事のひとつとして、本当に日本国民は「過去の悲惨な戦争を反省」しているのかどうか?という疑問があります。
本当に戦争の悲惨さを反省したのだとすれば、もっともっと深く「武力」「強制」について掘り下げた教育や行政が行われてきたはずだと思うのです。

例えば成田空港強制執行(お国の為に強制的な農地の取り上げ)、学生運動に対する機動隊の投入(力に対して力での防衛)、人質立てこもり事件に対する警視庁(後に道警を含む警察庁管轄下各道府県)のライフル狙撃部隊、死刑の継続・・・・つまり、力に対して力で対応する行政(更には、理由のいかんを問わず相手の死をもって問題を終結させる事)は、「過去の悲惨な戦争を反省」した国家の行う行政とは思えないのです。

***
民族や宗教などの価値観の違いから起こる(独立国家を目指す)国家内部の
分裂、あるいは国家間の争い。
力の誇示や資源の獲得のための他国の領土への侵略。
そして上記に挙げたそれらの攻撃に対する報復のためのもの。
****
そして、それらに対して『抵抗する者』も戦争当事者だと思うのです。
つまり、侵略に対して抵抗が無ければ戦争にはなりません。
ヨーロッパからの白人がアメリカ大陸への侵略を続けていた頃、原住民(主に移動狩猟民族)は、
* 抵抗せずに移動を繰り返していた部族と
* 「この土地は我らが神から受け取った地」と徹底抗戦した部族とがあったようです。
アメリカ東南部には、いくつかの州をまたいだTrail Of Tearsという名の道が存在しています。
これは、有名なチェロキー族と他のいくつかの部族が、ヨーロッパからの侵略者に追われて南部オクラホマ州へと追いやられた時に辿った道なんです。
移動中に多くのインディアンが飢えや病気で亡くなったとの事です。
(無抵抗のインディアンに対して悪意で襲って来た白人に殺されたインディアンも多数居たようです)

対して、アメリカ48番目の州(大陸最後の連邦加盟地区)のアリゾナは、ジェロニモ酋長率いるアパッチ族が徹底抗戦した地区で、19世紀終わりにジェロニモの「これ以上抵抗しても無駄に同族の血を流すだけ・・・」という決断でそれも終結しています。
ただし、その後「Stolen Generations」と呼ばれる、「インディアンの子を強制的に両親から取り上げて白人が育てる」という政策(法律)で、血はどんどんと薄められ文化はどんどんと忘れ去られるようになりました。

つまり、ヨーロッパからの侵略者に対して戦争をしなかった(抵抗しなかった)原住民と、戦争した(土地と民族の防衛をした)原住民が居たわけです。

「過去の悲惨な戦争を反省し、未来永劫に戦争を放棄する」には、戦争を知る事から始まるべきだと思うのですが、日本の今までの教育は戦争にフタをして、「これは汚いものだから見てはいけない触れてはいけない」と言いつつ「我々は永久にこれを隔離・拒否します」と言って来たような気がするんです。

米国の犯罪率・・・・実は1990年代後半からまた上昇しました。
中絶の効果は私は疑問です。
なぜなら、中絶費用すら無い層が生んだ子供たちの方が(スラム系の)ギャンググループで活動しているような気がします。
犯罪多発地区の子供たち、親たち・・・中絶が合法だろうが違法だろうが、妊娠したら産むしか選択は無かった(今でも無い)と思います。

極論ですが、「1990年代後半から犯罪発生率がまた上昇し始めたのは、過度の銃規制に原因する」という説もあります。(つまり市民が無防備になった為に、犯罪者がやりたい放題出来るようになったという理由)
2009-11-09 08:11:32

atglobe wrote:

To Jun@LAさん

返事が大変遅くなり失礼いたしました。

>「過去の悲惨な戦争を反省し、未来永劫に戦争を放棄する」には、
>戦争を知る事から始まるべきだと思うのですが、日本の今までの教育は
>戦争にフタをして、「これは汚いものだから見てはいけない触れては
>いけない」と言いつつ「我々は永久にこれを隔離・拒否します」と言って
>来たような気がするんです…

Jun@LAさんのご指摘の通り日本の学校教育は、「過去の戦争で日本が犯した
過ち」や「WW2終戦直後のアメリカと日本とのやり取り(これに関しては
社会全体に対して)」等に関して、明らかに意図的に扱ってこなかったように
思えます。
また、戦後の復興後に生まれその教育を受けて育った私たちが親になっている
わけですから、家庭教育で自分たちの子供たちに「戦争」を語ることはほとんど
ないというのが現状でしょうね。

>米国の犯罪率・・・・実は1990年代後半からまた上昇しました…
>極論ですが、「1990年代後半から犯罪発生率がまた上昇し始めたのは、
>過度の銃規制に原因する」という説もあります。(つまり市民が無防備に
>なった為に、犯罪者がやりたい放題出来るようになったという理由)

90年代後半からまた上昇しているのですね…。
私は昔から本を斜めに読んでしまう習慣があるので(和文英文とも)、
もしかしたらその本にも言及があったのかもしれません。
ギャンググループの収益が悪化し一部が淘汰され、一時的に競争相手が
減った後に新たな犯罪グループが生まれ…、という繰り返しなのかも
しれませんね。
2009-11-27 09:07:33

Jun@LA wrote:

At Globeさん

抽象的なテーマに対して長文長々とすみませんでした。

私はどうしても社会を斜めに読む傾向がある為(本は縦にすら読まないのですが)、環境運動とか反戦運動となるとどうしても、斜めに見てしまう傾向があるようなんです。

「戦争の悲惨さを繰り返してはいけない」というのは、加害者が言わなければ効果がないと思うのです。
いじめ現象もそうですよね。
いじめられた側がどんなに声を大きくして「イジメはいけない!」と叫んでも風潮が改善される兆しは少ないです。
でも、いじめた側が「自分は大変申し訳ない事をして来た。以後、絶対にあんな事はしない!」と言うまでは、イジメは無くならないと思うのです。

ですから、日本が戦争を繰り返さない為には、太平洋戦争ではなく勝った戦争に対して弾劾しなくてはいけないと思うんです。
日清、日華事変や、満州事変、日露戦争、大東亜戦争(第二次世界大戦前期)の日本がとった行動に対して「戦争はいけない」と言わなければならないと思うのです。
負けた戦争に対して「戦争は悲惨だ、二度と繰り返してはいけない!」と言っても誰も聞いてくれません。
(聞いたフリはしてくれますが)

明治維新(戊辰戦争)も蝦夷征伐も、蒙古襲撃に対しての防衛戦争も(当時の蒙古に対して話し合いで解決が付いたとは思えないので、蒙古への防衛戦争を行っていなければ当然蒙古に侵略され子女物品略奪は免れなかったでしょうが・・・・でも、戦争放棄が基本であればそれを受け入れるしかないと思います)

アメリカの独立戦争も南北戦争も、フランス革命も、悲しい事ですがインド独立も(ガンジーだけでは)武力行使なくしては達成出来なかった出来事かと思います。

勿論、だからと言って戦争を肯定するという意味ではないです。
「戦争とは何か?」「武力とは何か?」を正確に把握しないと、反戦を唱えて角材と火炎瓶で機動隊と戦うという矛盾が生じてしまうのだと思うのです。
2009-12-02 11:48:09

atglobe wrote:

To Jun@LAさん

>私はどうしても社会を斜めに読む傾向がある為(本は縦にすら読まないの
>ですが)、環境運動とか反戦運動となるとどうしても、斜めに見てしまう
>傾向があるようなんです…

実は私にもそういう傾向があるのかもしれません。
事象に対して「本当にそうなのか?」、「それは違うのではないか?」という
見方をする習性(習慣)のようなものがあるようです。
そこでずっと気をつけているのが(仕事柄という面もあるのですが)、物事を
多面的に見るということです。
価値観の違う人の集まりが社会ですから、利害が対立するのことも仕方のない
ことと捉えて、その上でそれらに対応する…。
口で言うほど易しくはないのですが、ようやく身についてきたかなと思います。

>「戦争の悲惨さを繰り返してはいけない」というのは、加害者が言わなければ
>効果がないと思うのです。
>いじめ現象もそうですよね。…
>いじめた側が「自分は大変申し訳ない事をして来た。以後、絶対にあんな事は
>しない!」と言うまでは、イジメは無くならないと思うのです
>ですから、日本が戦争を繰り返さない為には、太平洋戦争ではなく勝った戦争
>に対して弾劾しなくてはいけないと思うんです

確かにおっしゃるとおりですね。
日本はアメリカに原爆を落とされた被害者という面ばかりが強調されています
よね。
自らの犯した残虐な侵略戦争のことをよもや忘れてしまったのではないので
しょうが、触れたくない過去だからといって封をしてしまったら、同じ過ちを
繰り返しかねないといえるのかもしれませんね。
2009-12-05 08:58:14

日本国 wrote:

やはり核をもっていないと中国のやりたい放題にされてしまう。
尖閣諸島、對馬、北方領土など日本はどんどん侵略されるだろう、
他国に日本を守ってもらうという考えは間違っています。
2010-10-01 10:59:02

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